海辺の壁画の完成

1ヶ月前に作業を始めた壁画制作が、13日間かけて昨日完成しました。壁画の大きさは、横8.5m、縦1mほど。ここまで大きい(長い)絵を描いたのは生まれて初めてです。ペンキを使ったのも初めて。波の音を聞きながら絵を描いたのも初めて。なにしろ、初めてだらけでした。

その初めてのことをしようとすると、自分の中にふわふわと漂う過去の経験や想像力のようなものが、初めてのことに引っぱられて新しい形を得るというか…うまく言えないけれどそんな感覚がありました。

離れて壁画全体を見渡すと、真っ白い壁だった最初の記憶も手伝ってか、一瞬の形と色の力が目に飛び込んできます。壁画の中ではコンパクトだと思いますが、このサイズを描くことを経験できたのは本当によかった。大きい絵には、山や空や森といった自然に似た存在感があるのかもしれない。今まで日本や外国で壁画を見て感じた漠とした感動が、ふと言葉になって現われた気がしました。

そして、壁画制作を頼んでくださったふたりの、完成を見たときの喜びが嬉しかった!やっぱり思いが通じると、絵で会話できた感じがすると、とても嬉しいです。

堀池真美の絵と言葉

堀池真美 の 絵 と 言葉